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Posted by TI-DA at

2010年05月05日

メタボリックシンドロームとは

メタボ検診という特定健康診査および特定保険指導が実施されました。
このメタボ検診の実施によって、これまで以上にメタボリックシンドロームについて考え、その予防策を調べるようになった社会人の方は多いかと思います。
これまではテレビでよく言葉として聞く程度だった方も、身近に感じるようになったかもしれません。
そこで、ここではメタボリックシンドロームというものについて、改めて考えていきたいと思います。

まず、メタボリックシンドロームとはそもそもどういう意味なのでしょうか。
最近は雑学系の番組などでも問題として出されているのをよく見かけますね。
逆に言えば、問題となるくらい、あまり知られていないこととも取れます。
実際、多くの方が「肥満の事」と思っていたようです。

メタボリックシンドロームとは、日本語にすると『代謝症候群』という意味になります。
具体的に内容を説明すると、内臓脂肪型肥満に加え、高血圧・高血糖・高脂血症の中の2つ以上を合併している状態の事を指します。
つまり、メタボリックシンドロームとは合併症の事です。
これがなぜ肥満という意味でよく使われているかというと、その合併症のすべての要素が、肥満体質の人が陥りやすい病気だからです。

よって、メタボリックシンドローム=肥満ではなく、肥満の方の多くがメタボリックシンドロームである、というのが正しい認識です。
予防をする上でも、ただ単に体重を減らすだけではメタボの予防とはいえないのです。

  


Posted by fxdrop1 at 12:35

2010年05月12日

メタボリックシンドロームの恐怖

メタボリックシンドロームとは、肥満の事ではなく、れっきとした病気です。
それもただの病気ではなく、合併症です。
それが何を意味するのかというと、複数の病気を抱えている非常に危険な状態ということです。
糖尿病に代表されるように、合併症を呼び込む状態というのは、死の危険を呼び込む非常に危険な状況です。
メタボリックシンドロームもまた、命の危険ゼロとは言い切れない状態なのです。

メタボリックシンドロームの恐ろしいところは、そういった危険を含んでいながら、自覚症状がほとんどない点です。
内臓脂肪型肥満は、通常の肥満とは違い、内臓につく脂肪なので、外見では判断できません。
高血圧も高血糖も高脂血症も、血液検査などの検査を行わない限り、自分ではわからないという方がほとんどでしょう。

つまり、合併症を起こしている状態にもかかわらず、自分が危険な状況にあるという事を理解できないというケースが多いという事です。
それは、治療の致命的な遅れにつながる事はいうまでもないでしょう。
よって、元々死の危険がある状態が、発見の遅れでさらにその危険度を増すという事になります。

このようなメタボリックシンドロームは、予防する事が十分に可能な病気ではあります。
しかし、日本人はその食生活が欧米化してきた事や、仕事のスタイルが夜型になってきている事から、生活習慣病を抱えやすいライフスタイルになってきており、肥満体型の人も年々増えてきています。
予防どころか、メタボとその予備軍の数は増える一方です。
その予防を国家レベルで行おうという事で、メタボ検診が始まったくらいですから、どれだけ恐ろしい病気かわかるかと思います。
  


Posted by fxdrop1 at 22:57

2010年05月29日

メタボリックシンドロームの兆候1

メタボリックシンドロームは、自覚なき恐ろしい病気です。
そんな病気から身を守るためには、予防策を常に実施しておくことが第一でしょう。
しかし、現在の生活環境ではなかなか予防もままならない、という方も多いはず。
そういった人たちは、どうすればいいのでしょう。

基本的に、メタボリックシンドロームは、痛いとか苦しいといった自覚症状がないので、気がついたら進行していたというケースがほとんどです。
ですが、まったく兆候がないわけではありません。
むしろ、怪しむべき兆候は数多くあります。
その兆候を確実に察知することで、予防に次ぐ防衛線とすることができます。

メタボリックシンドロームの兆候としては、やはり肥満が上げられるでしょう。
メタボリックシンドローム=肥満ではありませんが、メタボリックシンドロームの原因のほとんどが、肥満体質になった時の状態であったり、肥満になる際の原因であったりと綿密な関係性を持っています。
よって、肥満の兆候が見られるということは、メタボリックシンドロームの兆候でもあるのです。
肥満といっても、100kgを超えるような状況を指すわけではありません。
それまでよりも明らかにお腹周りが1サイズ増えた、という時、すでに危険は迫っています。

例えば、以下のような状況の場合は、注意が必要です。

・ベルトの穴をひとつ手前にしなくてはならなくなった。
・食後でもないのにお腹が軽く張っている。
・気を抜くとお腹が出てしまっている。

十分気をつけましょう。
  


Posted by fxdrop1 at 03:33